信州奈川もようやく春の訪れです。
春の訪れと同時に東京から鳥屋沢常連さんであり私の友人が遊びに来てくれました。
本流を攻める伴さん(撮影者はPhotoRiver信州Gyonwon Kimさん)
フキノトウもようやく出始め奈川本流の岩魚たちの活性も上がってきましたよ。
じじばば(ネコヤナギ)も元気です(撮影者PhotoRiver信州Gyonwon Kimさん)
急な斜面でフキノトウをゲットする。春の香りが楽しみですね。
桜はまだ蕾み、薪ストーブももう少し活躍してくれそうな信州新奈川温泉 鳥屋沢ですが確実に春はやってきました。
今宵も友たちと語ります。さあ宴の準備です。
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新奈川温泉鳥屋沢からの便り 伝統の奈川保平蕪と新蕎麦ふれあいの集い!
奈川特産、保平蕪収穫体験と調理体験が松本市商工会議所主催で行われました。
調理実習講師は松本市の酒・食、橋倉オーナー橋倉直樹さんです。
保平蕪の色を落とさず美味しく調理する方法を伝授して頂き保平蕪が更に美味しくなりました。
実演する橋倉シェフ
蒸すことにより色が鮮やかになります
生で焼いたのと蒸してから焼いた違い。どちらも奈川特産保平蕪ならではの甘みがありとても美味しいです。
保平蕪をベースとしたドレッシングもとても美味しいですよ。詳細お求めは奈川渋沢温泉 山荘わたりまでお尋ねください。
橋倉さんを囲み参加された皆さまと保平蕪の美味しい料理を頂きました。橋倉さんありがとうございました。
さて、次は奈川黒川渡地区公民館の伝統行事、ふれあいの集いそば打ち交流会です。毎年新蕎麦の季節に開催され地域の交流とそば打ち講習会を兼ねて行っています。
講師は恒例、同地区の絹江さん、うめ子さんです。今回は子どもたちも大勢参加してくれました。
ミノリちゃん、何回目?センスが良いですね。水回しとても上手です。
がんばりましたね。笑顔で打った蕎麦はとても美味しいです。
今日は奈川伝統のとうじ蕎麦で頂きます。とうじかごに入れキノコや山菜を入れた汁につけしゃぶしゃぶのように食べます。寒い日には絶品でお酒も進んでしまいますね。
今回は体験型農園楽農倶楽部の皆さまも大勢参加頂き楽しい交流会になりました。
おっと、蕎麦が足りなくなり私も慌てて追い打ちしました。
そうです、とうじ蕎麦は結構食べてしまうんですよね。
保平蕪、そば打ち、伝統食文化をこうした形でいつまでも続けていきたいです。何年も継続している行事ですが若い奥さんたちや子どもたちがそば打ちを覚えてくれることも嬉しいです。
快晴の中、ふれあいの集いも大盛況でしたこと関係各位に御礼申し上げます。
奈川新奈川温泉鳥屋沢からの便り 白樺峠タカの渡り
信州奈川ではタカの渡りが見えるスポットがあります。毎年9月から10月中旬頃まで多くのタカの渡りが見られます。そんなに多くのタカが見られる場所があるなんて信じられないかもしれませんがそこが知る人ぞ知る白樺峠です。9月は主にサシバ、ハチクマが多く見られます。
サシバの群れ(実際にはもっと沢山のサシバが飛んでいますがレンズの限界です)
最初のうちはどれがサシバでどれがハチクマかまた何のタカかわからないかも知れませんが足を運び観察したり周辺の人に聞いたりして覚えると更に楽しさが増します。特にサシバが上昇気流を利用し飛翔高度を上げて滑空するタカ柱は圧巻で一度見ることが出来たら病みつきになります。またタカたちは沖縄や朝鮮半島、マレーシアやシンガポールまで渡ることも確認されていますから驚きですね。
鷹ひとつ、見つけて嬉し、しらかんば。。。
貴方も双眼鏡片手にロマンを語れる白樺峠に足を運んでみませんか。
マツムシソウ(撮影9月)
広場にはこんな売店もありタカ渡りに関する資料やガイドブックも販売していますので是非ご利用ください。
また渡りの速報や更に詳しい情報を知りたい方は信州ワシタカ類渡り調査研究グループのHPをご覧ください。
奈川新奈川温泉鳥屋沢からの便り 釣りバカたちの集い
9月連休に所属する釣り倶楽部メンバーが新奈川温泉鳥屋沢に集いました。
この倶楽部の名前は「爆笑釣り倶楽部 尺ボ逃げ隊」尺ボウズから逃れたい!(つまり尺上を釣りたい)釣りバカの集団です。
実はこのメンバー釣りは上手なのですが、殺気なのか運なのかタイミングなのか行い?なのか原因はわかりませんが集うと尺を超える大物が釣れません(笑)
まあ、懇親宴会がメインですので楽しめればそれで良しとします。
Yさん差し入れの特別純米の八海山!北海道のTさんから毛ガニ、岐阜のHさんから仕込んだアマゴの開き甘露煮、Kさんから採れたてのトマト。京都勢からは小鮎甘露煮や押し寿司や銘菓!などなど今回も各地から数々の銘酒と美味しい食材が届きました。
大物が釣れなくても皆共通の趣味を持つ仲間たち。楽しい宴会は続きます。久し振りの再会で私もお酒がどんどんと進んでしまい仕事も忘れています。。。
さて、少しは釣り釣果の話をしなければ。
仕事が忙しく最近中々竿を出せずなんと2年振りに釣りをするJさん。皆に遅れ午後2時頃着いてせっかくだから竿を出してみるかなあと釣りの支度。
暗くなっても帰ってこなかったら、余程釣れないか沢山釣れているかのどちらかだから先に宴会をはじめててと川に向かいました。
周りの景色と一体化するテンカラ釣りの名手Jさん。
少し薄暗くなり始めた頃Jさんが宿に戻ってきました。いや〜大きなハヤが釣れちゃってね。取り込みに苦労しました!ハヤとは奈川でいうアカウオ(ウグイ)のことです。
ドーン!なんと45㎝の脂鰭付きのハヤ(笑)・・・いやいや銀ちゃん(サクラマス)ではないですか!!!
解除おめでとうございます。当倶楽部では尺上を釣った時、解除といいます。
早速お刺身で頂くことに。身がピンクで美味しいんですよ。またまた更に進んでしまいますね。
釣り人はいつでもロマンを求めています。
「また釣れた、今日も大漁、夢の中」
9月いっぱいで禁漁になってしまいましたが来年も自然と親しみながら楽しい釣りをしましょう。
皆様、奈川にお越し頂きありがとうございました。
感謝。
奈川新奈川温泉鳥屋沢からの便り 逃暑プチ釣行!
8月9日夏本番。涼しくて快適な奈川も日中はさすがに暑いです。夕方になって川を覗いたら釣りに行きたくなりました。餌をとる時間もありませんのでテンカラ(毛鉤)釣法です。タイムリミット約1時間果たして渓魚たちは振り向いてくれるのでしょうか。
鳥屋沢裏の黒川に入ります。
うっ、ここで数回振って直に掛かったのですが痛恨のばらし、岩魚でした・・・涙
暫く反応がありません。鳥屋沢裏の黒川は薮が覆い被さっているのでテンカラは振りにくく中々思ったポイントに入りません。暫くやってなかったのでヘタクソになったという理由もありますが。。。最近はしていませんが思いっきりラインを短くし提灯テンカラに切り替えました。
おっ、来た!元気よく出てくれたのはこのサイズのちびアマゴ。
その後も幼稚園児たちは元気にお遊戯してくれます。お兄さんやお姉さんたちは何処?反応がないまま時間が過ぎていきます。きっと最初バラした岩魚兄さんが番兵で知らせに行ったに違いない。。。
いやあ、しかし渓は良いですね。サラッと風が吹き天然クーラーが火照った体を慰めてくれます。足下はウエットタイプの足袋なので川の水も心地が良い。雪代残る春の渓も好きですがやはり夏の渓が気持ちよく大好きです。
夕方7時近くなると渓は真っ暗。足下も見えなくなってきたので今日は納竿。1時間弱のプチ釣行でしたが涼を求める目的は達成。もちろん幼児たちはすべてリリースで遊んでくれたことに感謝です。
さて、今日もひとっ風呂浴びてビールでも飲みましょうか。
渓の神様ありがとう。そしてかんぱーい!
まだまだ暑い日は続きます。涼を求め奈川にお越し下さい。天然クーラーが貴方をお待ちしております。
奈川の富田ブルーベリー園が旬です!
奈川の富田ブルーベリー園が今年も開園しました。実は「どっちの料理ショー」で、蕎麦打ち名人「やすこおばあちゃん」として登場し見事勝利した方の娘さん夫婦が経営しています。そんな蕎麦打ち名人のやすこおばあちゃんの血を引き継いでいる富田家のブルベリーはとても濃厚で甘いのです!
今日は、お客様と甘い休日、じゃなく甘い果実を堪能しました。
摘み終わった頃、やすこおばあちゃんが丁度ブルーベリー園にやって来ました。
皆さんはどっから来たところだいね?
東京!へえそりゃそりゃ遠いとっからわざわざ来てくれたもんだに。
これそっちのねえちゃん、甘い天ぷら揚げてきたに食ってくろ。
ほいだが年寄りが作るやつだで甘いぞ!お茶菓子だでな!ほれ、ねえちゃんもひとつ食え!遠くから来てくれて嬉しいでな。また来てくろよ。ありがとさまよ。
こんな感じで奈川弁方言丸出しのやすこおばあちゃんですが言葉一つ一つに愛情を感じます。
おっと、カモシカさんにバッタリ!
今年は少し遅れているようですが一週間くらいで食べ頃摘み頃になることでしょう。
夏休みは標高1000m以上の自然豊かな奈川へ!そして寒暖差効果と有機肥料栽培でとても甘いブルベリーを摘みに来ませんか。
運が良ければ奈川弁を愛情たっぷりで語る「やすこおばあちゃん」に会えるかも!